天王町は、江戸時代東海道の日本橋から数えて4つ目の宿場町、保土ヶ谷宿として古くから栄えている地域です。
安藤広重の東海道五十三次の中にも、帷子川(かたびらがわ)と帷子橋が描かれています。
現在の帷子川は、度重なる河川の氾濫を抑制するために、新しく通された川であり、描かれた橋があった場所は、天王町駅の南側にある駅前広場付近であったそうです。
天王町の名前の由来は、橘樹(たちばな)神社が、その昔、牛頭天王社、天王宮とも呼ばれており、この地域の由来となっているといいます。
駅から北側に向かってシルクロード商店街を進んでいくと、右手に大きな鳥居が現れ、その奥に現在も橘樹神社はあります。鳥居をくぐり、2本の石柱と楠の大木が印象的です。
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